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竜とそばかすの姫【酷評の理由はなぜ?】素晴らしい楽曲と賛否両論のストーリーを考察

昨年興行収入66億円の大ヒットを記録したスタジオ地図作品、
細田守監督の『竜とそばかすの姫』が金曜ロードショーで2022年9月23日地上波初放送されることが決まりました!
アマゾンプライムビデオでも配信が始まりましたね。

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ただ、この『竜とそばかすの姫』には
「面白い!」「感動した」との声とともに「ひどい」「つまらない」「面白くない」「イライラする」「子供に見せたくない」など賛否両論の意見が飛び交っています。
なぜ絶賛酷評、真っ二つの意見がが存在するのでしょうか?

意見が分かれることについて、その理由と考察をまとめました。

(注:ネタバレ注意!)

(C) 2021 スタジオ地図/スタジオ地図より引用 竜とそばかすの姫
目次

竜とそばかすの姫の受賞歴

『竜とそばかすの姫』は2022年、
第45回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞。

最優秀アニメーション作品賞にもノミネートされました。
(※ちなみに、最優秀アニメーション作品賞はシン・エヴァンゲリオン劇場版

また、米国の第94回アカデミー賞長編アニメーション映画部門にもノミネートされています。

竜とそばかすの姫:ネットでの評価

◎歌・曲がいい!

(C) 2021 スタジオ地図/スタジオ地図より引用 竜とそばかすの姫

『竜とそばかすの姫』を評価する声で圧倒的に多いのが、
「歌がよかった』というもの。

竜とそばかすの姫の導入部分で仮想空間Uで歌うベルのシーンがあります。
ここで一気に引き込まれた!という人も多いはず!

このオープニングを飾る楽曲「U」
King Gnuの常田大希率いる音楽集団『ミレニアム・パレード』の書下ろしであり、

ボーカルに主人公のすず/ベル役を演じる中村佳穂を迎えています。

常田大希も中村の声を”日本音楽界の宝“と称賛しており、
アカウント数50億を誇る仮想空間Uのディーバとなるベルの歌声は圧巻です!

劇中歌は

・ベルがUに初めて降り立ち、ささやくように歌いだす「歌よ」
・竜のために歌う「心のそばに」
・物語のクライマックスを迎える「はなればなれの君へ」

の3曲。
どの曲もとても素晴らしいのですが、特に、
アンベイルされたすずが勇気を振り絞って歌う「はなればなれの君へ」は鳥肌ものです…

(C) 2021 スタジオ地図/スタジオ地図より引用 竜とそばかすの姫

音楽に乗せて綺麗な映像が流れ続ける圧倒的な2時間ですよね。

https://twitter.com/yuumin_gnu/status/1568868881808367617

竜とそばかすの姫の一番最初のシーンは一気に映画の世界に引き込んでくれます!わくわくが止まらないオープニングです。

◎キャラクターデザインがいい!

ベルのキャラクターデザインは韓国のアニメーター、キャラクターデザイナーであるジンキム氏

(C) 2021 スタジオ地図/スタジオ地図より引用 竜とそばかすの姫



ジンキムはアナと雪の女王や塔の上のラプンツェルベイマックスなどでもキャラクターデザインに関わっています。
キムと米・ロサンゼルスで出会い、意気投合した細田が制作を依頼したということです。

「竜」を手掛けたのは、秋屋蜻一さん。
細田監督によると、「野獣を描いて」と言ったのに
出来上がってきたのが竜だったからタイトルを「竜に変えた」とのこと。

それほど竜のデザイン画が素晴らしかったのでしょう。

(C) 2021 スタジオ地図/スタジオ地図より引用 竜とそばかすの姫

◎情景が素敵に描かれている

主人公すずが住む世界は高知県越知町。

仁淀川の中流域、越知町鎌井田地区に架かる「浅尾沈下橋(あそおちんかばし)」が出てきます。

高知の自然に魅せられたという細田守監督は
透明度が高い仁淀川の透き通るようなターコイズブルーやエメラルドクリーン、
沈下橋から眺める山間を見事に再現しています。

引用 越知町公式ホームページ
https://twitter.com/sunshinelove_78/status/1558946235834257408

?「美女と野獣」のパクリ?

『竜とそばかすの姫』よりインターネット仮想世界<U>の竜とベル – (C) 2021 スタジオ地図

なんの事前知識もなく、この映画を見た人はディズニー映画「美女と野獣」のパクリ

と思ってしまう人もいるかもしれません。

・主人公の名前が「ベル」
・竜の英語表記が「BEAST」
・シャンデリアのあるダンスホールでダンス
・秘密の薔薇

などなど、随所に「美女と野獣?」と思われる名前やモチーフがでてきます。

これについて細田監督は以下のようにインタビューに答えています。


「今回は映画を作るうえで一番初めの発想が“インターネットの世界で『美女と野獣』をやったらどういうことになるか”というものでした。インターネットっていうのは二重性というか現実と虚構の部分を併せ持っていて、『美女と野獣』も二重性を持った作品ですよね。18世紀に書かれた物語ですけど、現代の日本でインターネットを介して表現できたら、どんな恋物語になるのか、どんなロマンスがそこにあるのか。『美女と野獣』が大好きなので映画にできて光栄、幸せだなと思っております

そもそも細田守監督は「美女と野獣」をインターネットでやったらどうなるか?
を描きたいと答えており、
「美女と野獣」はパクりではなく、オマージュやモチーフとして取り入れられたことがわかります。

△ストーリーに疑問が残る

曲やベルの歌声、美しい風景画などが絶賛される一方、
ストーリーに関しては「ここはどうしてこうなの?」という疑問が噴出しています。

ネットの声を拾うとこんな感じ。

  • なぜすずは竜に惹かれるの?
  • なぜ竜だけ城があるの?
  • 秘密の薔薇って結局なんなの?
  • クリオネは誰?
  • なぜジャスティンにはアンベイルの力があるの?
  • なぜすずは一人だけで東京に行ったの?
  • なぜケイくんとトモくんを見つけられたの?
  • なぜケイくんとトモくんのお父さんはすずを見て怯えたの?
  • 結局すずは竜(ケイ)と忍君どっちが好きなの?

などなど…

話題の竜とそばかすの姫、しょうみあんま面白くなかったわ 見終えても”あれは結局誰?”とか”なんでああなった?”とか疑問符のつく事がかなり多かった印象、あと主人公が鈍臭すぎてイライラした でも絵はエグい、個人的には今年一綺麗かも

酷評があるのはなぜ?酷評の内容を分析

酷評の理由:子供を虐待するシーンがある

竜とそばかすの姫、私は凄く良かったと思ったし何回も観にいきたいけど 小さい子供には少し見せたくない場面があるから気をつけた方がいいね~と思ったりする

ケイくんとトモくんの父親が暴力をふるう場面があるので「子供に見せたくない」という感想を抱いた人もいたようです。

酷評の理由:親が子供の目の前で事故で亡くなってしまうシーンがある

また、濁流で母親がおぼれてしまうという描写も序盤にあります。
目の前で母親を亡くした鈴はショック状態に。それ以降無気力に生きており、大好きだった歌も歌えなくなります。
子供には母親を亡くすという想像をするだけでショックを受けてしまうかもしれません。

酷評の理由:周囲の大人が無関心・無責任

ケイくんとトモくんを探しに東京に向かう鈴ですが、周りにいたはずの大人が誰も同行しません。
高校生の女の子をひとりで深夜バスで東京に向かわせる…普通では考えられないことです。

酷評の理由:主人公たちの行動にイライラ

ケイくん、トモくんを探すために自分自身の本来の姿をネットの仮想空間で晒す鈴。
忍君の進言でしたが、5億人ものユーザーがいる場所で個人情報を晒す行為は少し危険に思えます。

酷評の理由:声優がプロではない

細田守監督作品はプロの声優よりも俳優や無名の新人を使うことが多いです。
プロの声優のアニメを見なれている人たちにとっては「プロではない声優の起用」に不満を感じる人もいたようです。

でも本職の歌手が参加しているからこそ、あの素晴らしい楽曲が聞けるのですからそこには目をつぶって!

今回中村佳穂さんという素晴らしい歌手に出会えてわたしはとても嬉しかったです!

竜とそばかすの姫:ストーリー考察

では、ここからはストーリーが展開するうえで「どうしてそうなる?」という疑問について考察していきます。

ストーリー考察①:なぜすずは竜に惹かれたか

Uの世界で初めて歌うことができ、人に認められることができたすずは、
誰からも嫌われ、ひどいあざを持つ竜を見てショックを受けます。
「母親に選ばれなかった」という心の傷を負っていたすずは、
竜を一目見て自分と同じように心に傷があるのだと直感的に気づいたのではないでしょうか。

そして、竜は誰なのか?なぜ誰からも存在を否定されているのか?ということが気になりはじめるのです。

©スタジオ地図

ストーリー考察②:なぜ竜にだけ城があるのか

竜の弟、ともくんの部屋は武蔵小杉周辺。

部屋の広さや床の素材、
お父さんの「誰のおかげでここに暮らせていると思っているんだ!」というセリフからも
とてもいい物件に住んでいることは明らかです。
小さいともくんにネット環境も与えられており、
父親は暴力は振るうものの、子供にお金をかけていることは見てとれます。

また、竜のオリジンであるケイくんは
すずの「助けたい」という言葉に過剰に反応します。

これは今まで「助ける」と言ったのにもかかわらず、
全然助けてくれなかった自治体や周りの大人たちに向けられた敵意。

物理的な面からも精神的な面からも、
高くて分厚い壁がケイの周りに築かれているということが
Uの世界の竜にもお城が築かれるという形で反映されていると考えます。

ストーリー考察③:クリオネ(天使)は誰?

クリオネはケイの弟のトモくんだと考えられます。
竜の城の居場所を知っており、
ベルと竜が言い争った時も、「トラブル?」と混乱した様子を見せます。

竜が守る対象でもありそんな存在は今作の中ではトモくん以外にいないことから、
クリオネはトモくんだと言えます。

また、クリオネが最初にベルにかけた「君は、綺麗」という言葉も
最後にトモくんがすずに出会うことができた際、同じ言葉をかけています。

ストーリー考察④:秘密の薔薇の意味は?

秘密の薔薇について、クリオネが「僕が育てた」と言っています。
オリジンのトモくんの部屋にも薔薇が飾ってあり、
トモくんが家の庭で育てたのかもしれません。

劇中では、竜とベルの心の距離が近づいたときにAIによってお互いの胸に薔薇が飾られました。

心を通わせたというモチーフとして、薔薇が使われているのでしょうか。

©スタジオ地図

ストーリー考察⑤:ジャスティンにアンベイルの力があるのはなぜ?

ジャスティンは「創造主ボイシスは警察機能は必要ないといって取り合わなかった」
と発言しているためアンベイルの力を与えたのはアプリ製作者ではないようです。

ジャスティスはいわば自警団のようなもの。

アンベイルされたすずに対して「なぜつぶされないんだ!」と声をあげるジャスティン。
背後にあるたくさんのロゴがジャスティンのもとを離れていく描写があります。
これは「広告スポンサー」が離れていく様子だと推測します。

広告スポンサーはそのアプリに出資いる、いわばお金の流れのもと。
ジャスティンは一部スポンサーの後ろ盾のもと、
「U内の秩序を保つため」にAsのアカウントを停止できる権限を持っていたのでしょうか。

このあたりは映画の中では明確にされていません

ストーリー考察⑥:なぜすずは一人で東京に行ったの?

これも、明確な理由は説明されていません
一番ここがひっかかったという人も多いです。
わたしもこれには「なぜ?」と思ったので理由を考察するのが難しいですが、

ひとりで氾濫する川に向かった母親と重ね合わせているのは一目瞭然です。
すずのお母さんは周りの大人が何もできずにいるなか、
ひとりライフジャケットを着て氾濫する川に飛び込んでいきました。

すずもまた、無謀だと思える「暴力をふるうケイたちの父親」のもとへ
ひとり飛び込んでいきます。
雨を降らせる演出も川の氾濫時と同じですね。

細田監督が美女と野獣の普遍的なテーマを今作に盛り込んだとするならば

ベルは「自分で運命を切り開いていく強い女性」であり、「真実の愛」を野獣に伝える存在です。

そのことを強調するために
一人で東京に行くすずを描いたのだと思います。

ストーリー考察⑦:なぜトモくんとケイくんをあっさり見つけられたの?

「2棟の高層マンションが見える場所」ということで、
多摩川駅から周辺を探し回ったすず。
マンションが見える場所に行き「ここだ」とつぶやきますが、
どこからでも目立つその高層マンションは、「同じように見える場所は他にも無数にあるのでは?」と思ってしまいます。

50億人の中からたった一人を見つけられるか?がキーとなる物語なので、
いささか唐突で強引な印象を受けるこの演出。
もう少し丁寧に描かれていれば納得する人も多かったのかもしれません。

ストーリー考察⑧:5億人に顔バレするのは大丈夫なの?

すずがけいくんを見つけるために5億人ものユーザーが存在する仮想空間に「顔バレ」するシーンは
とても感動的に描かれています。
そこで歌うすずの姿は確かにとてもドラマチックで歌声にも魅了されるのですが、
ネットで個人情報を晒すことに慎重になるべきだという昨今、
「本当にそれは後々大丈夫?」と心配になる人もいたかもしれません。

竜とそばかすの姫:後日談考察

見終わった後に「その後はあるの?」と気になる終わり方でしたね。
実は「竜とそばかすの姫」には小説があります。その中に後日談は書かれているのでしょうか?

後日談考察①:小説でその後は書かれた?

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こちらは細田守監督書きおろしの原作小説になります。
竜とそばかすの姫で疑問が残ったところを補完しているかと言ったらそうではないようです。

・ひろちゃんはなぜお金持ちなの?
・忍君と鈴に距離があるのはなぜ?

こういったところの回答はあるようなので気になる人は小説もどうぞ!

後日談考察②:すずとしのぶくんが付き合うのは時間の問題?

すずのしのぶくんへの恋心は明らかです。

ルカちゃんに好きな人がばれてしまう場面や、
しのぶくんに「今まで言えなかったことがある」と話す場面から、恋をしているのは確実。

ただ、しのぶくんからプロポーズを受けたと話していますが、
しのぶくんが自分に向けている気持ちは「親心」だとも気づいていたように感じます。

後日談考察③:しのぶくんのセリフ「付き合えると思った」の真意

最後のしのぶくんのセリフ

んん~~!やっと解放された!
もう見守るんじゃなくて、これから普通につきあえる気がする。
昔からそうしたかったんだ

しのぶくん「解放された」と言ってるんですね。
これは見守り役・母親役から解放されたということでしょう。

誰も気づかなかった「すず=ベル」だということも気づいていたのは親心からかもしれません。

でもしのぶくん、好きで母親役をやっていたわけではないと思います。
「昔からそうしたかったんだ」という言葉に表れるように
「すずと対等な関係を築きたかった」と言っています。

すずの恋心は明らかですし、しのぶくんも幼馴染という以上にすずのことを気にしています。
この後対等に関係性を築いていったあとに「付き合う」ということもあるかもしれません。

後日談考察④:すずのけいくんへの気持ちは親心

けいくんへ届けという思いから
アンベイルされ本来の姿で歌うことができたすず。
そのときに母親の気持ちを理解する場面が描かれます。

けいくんへの気持ちは母親が向けるものと同じで、恋ではないと推測します。

後日談考察⑤:けいくんとともくんのその後

けいくんとともくんがその後無事なのか?保護されたのか?は気になるところです。

劇中ではそのことについて触れられていません。

後日談考察⑥:虐待動画が拡散された可能性

ただ父親が虐待している動画を見に来た数人が動画を拡散している可能性がく、
今後虐待が認定されれば「児童福祉法」に基づいて保護されるかもしれません。
この法律は18歳までの児童を対象としているため、14歳のけいくんとそれ以下のともくんは保護対象となります。

後日談考察⑦:けいくんの「戦う」という意志

けいくん自身も
「君の立ち向かう姿をみてはっとした僕も立ち向かわなきゃいけないって思っただから戦うよ。

と発言しており、今までの虐待に我慢するだけの状況からの脱却を決意しています。

この「戦う」は様々な意味が考えられますが、
虐待を受けた子供ができることは「周囲の人に助けを乞うこと」です。

今までけいくんは周りの「助けると言っても助けてくれなかった人たち」に敵意を向けていましたが、
ともくんのためにも「助けて」という意志を示すと決意したのだと思います。

後日談考察⑧:ともくんの病気はどうなる?

劇中でともくんの病気に触れられていませんが、
ともくんは「自閉症」ではないかという見方があります。

自閉症が疑われる子供の特徴は以下の通りです。

自閉症が疑われる子供の特徴

・視線が合わないか、合っても共感的でない
・表情が乏しい、または不自然
・名前を呼んでも振り向かない

すまいるナビゲーター

どうして自閉スペクトラム症になるのか、
その原因は不明ですが、生まれつきの脳機能の異常によるものと考えられています。

後日談考察⑨:今後の社会からのサポート


自閉症であれば一時的な病気ではなく、今後もケアが必要になるためともくんにも特別なサポートが求められるでしょう。

父親はお金は出すが、自分の言うことを聞けという態度でした。
すずの登場とけいくんの「戦う」という気持ちを通して心を入れ替えてくれることを望みます。

自閉スペクトラム症の治療の基本は「療育」(治療教育)です。
「療育」は地域の療育センターなどの公的な施設のほか、
病院やクリニックなどに併設された施設、民間の施設でも提供されています。

すまいるナビゲーター

後日談考察⑩:すずとお父さんの関係は変わった?

すずと鈴のお父さんの間には何かよそよそしい雰囲気がありました。
すずは無気力でお父さんはそんなすずにどう接すればいいのか迷っている感じがしました。

Uの世界でけいくん兄弟を発見し、母親の気持ちを理解したすずは、
おとうさんともこれからまた関係を再構築していくはずです。

今までおとうさんの「ごはんたべる?」に「いらない」と答えていたすずでしたが、
東京から帰ってきてからは「食べる」とこたえます。

「ただいま」「おかえり」と言葉を交わした二人は、お母さんがいたときの関係性に戻ったということを暗に意味しているのではないでしょうか。

まとめ

映画を見るときに豪華絢爛で緻密なUの世界の作画を楽しんだり、
ベルの歌声や楽曲の素晴らしさを評価した人は絶賛の声を寄せる一方、

脚本や演出、ストーリー展開を重視する人には少し不満に思うところもあったかもしれません。

作中では描かれなかった場面や心情、後日談を徹底的に考察してみましたので、考察のお手伝いになれば幸いです!

細田守監督は他にも」「時をかける少女」「サマーウォーズ「おおかみこどもの雨と雪」など、
多数傑作と言われる作品を生み出しています。

今作をきっかけにぜひ過去作品もチェックしてみてください!

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