AmazonPrimeVideoで配信中の「竜とそばかすの姫」
見終わった後に「その後はあるの?」と気になる終わり方でしたね。
実は「竜とそばかすの姫」には小説があります。
その中に後日談は書かれているのでしょうか?
小説に描かれていない後日談も徹底考察してみました!
【竜とそばかすの姫】小説でその後は書かれた?
こちらは細田守監督書きおろしの原作小説になります。
竜とそばかすの姫で疑問が残ったところを補完しているかと言ったらそうではないようです。
・ひろちゃんはなぜお金持ちなの?
・忍君と鈴に距離があるのはなぜ?
こういったところの回答はあるようなので気になる人は小説もどうぞ!
すずとしのぶくんは付き合ったの?
すずとしのぶくんが付き合うのは時間の問題?
すずのしのぶくんへの恋心は明らかです。
ルカちゃんに好きな人がばれてしまう場面や、
しのぶくんに「今まで言えなかったことがある」と話す場面から、恋をしているのは確実。
ただ、しのぶくんからプロポーズを受けたと話していますが、
しのぶくんが自分に向けている気持ちは「親心」だとも気づいていたように感じます。
しのぶくんのセリフ「付き合えると思った」の真意
最後のしのぶくんのセリフ
んん~~!やっと解放された!
もう見守るんじゃなくて、これから普通につきあえる気がする。
昔からそうしたかったんだ
しのぶくん「解放された」と言ってるんですね。
これは見守り役・母親役から解放されたということでしょう。
誰も気づかなかった「すず=ベル」だということも気づいていたのは親心からかもしれません。
でもしのぶくん、好きで母親役をやっていたわけではないと思います。
「昔からそうしたかったんだ」という言葉に表れるように
「すずと対等な関係を築きたかった」と言っています。
すずの恋心は明らかですし、しのぶくんも幼馴染という以上にすずのことを気にしています。
この後対等に関係性を築いていったあとに「付き合う」ということもあるかもしれません。
すずのけいくんへの気持ちは親心
けいくんへ届けという思いから
アンベイルされ本来の姿で歌うことができたすず。
そのときに母親の気持ちを理解する場面が描かれます。
けいくんへの気持ちは母親が向けるものと同じで、恋ではないと推測します。
けいくんとともくんのその後
けいくんとともくんがその後無事なのか?保護されたのか?は気になるところです。
劇中ではそのことについて触れられていません。
虐待動画が拡散された可能性
ただ父親が虐待している動画を見に来た数人が動画を拡散している可能性が高く、
今後虐待が認定されれば「児童福祉法」に基づいて保護されるかもしれません。
この法律は18歳までの児童を対象としているため、14歳のけいくんとそれ以下のともくんは保護対象となります。
けいくんの「戦う」という意志
けいくん自身も
「君の立ち向かう姿をみてはっとした。僕も立ち向かわなきゃいけないって思った、だから戦うよ。」
と発言しており、今までの虐待に我慢するだけの状況からの脱却を決意しています。
この「戦う」は様々な意味が考えられますが、
虐待を受けた子供ができることは「周囲の人に助けを乞うこと」です。
今までけいくんは周りの「助けると言っても助けてくれなかった人たち」に敵意を向けていましたが、
ともくんのためにも「助けて」という意志を示すと決意したのだと思います。
ともくんの病気はどうなる?
ともくんの病気は生まれつき?
劇中でともくんの病気に触れられていませんが、
ともくんは「自閉症」ではないかという見方があります。
自閉症が疑われる子供の特徴は以下の通りです。
自閉症が疑われる子供の特徴
すまいるナビゲーター
・視線が合わないか、合っても共感的でない
・表情が乏しい、または不自然
・名前を呼んでも振り向かない
どうして自閉スペクトラム症になるのか、
その原因は不明ですが、生まれつきの脳機能の異常によるものと考えられています。
今後の社会からのサポート
自閉症であれば一時的な病気ではなく、今後もケアが必要になるためともくんにも特別なサポートが求められるでしょう。
父親はお金は出すが、自分の言うことを聞けという態度でした。
すずの登場とけいくんの「戦う」という気持ちを通して心を入れ替えてくれることを望みます。
自閉スペクトラム症の治療の基本は「療育」(治療教育)です。
すまいるナビゲーター
「療育」は地域の療育センターなどの公的な施設のほか、
病院やクリニックなどに併設された施設、民間の施設でも提供されています。
すずとお父さんの関係は変わった?
すずと鈴のお父さんの間には何かよそよそしい雰囲気がありました。
すずは無気力でお父さんはそんなすずにどう接すればいいのか迷っている感じがしました。
Uの世界でけいくん兄弟を発見し、母親の気持ちを理解したすずは、
おとうさんともこれからまた関係を再構築していくはずです。
今までおとうさんの「ごはんたべる?」に「いらない」と答えていたすずでしたが、
東京から帰ってきてからは「食べる」とこたえます。
「ただいま」「おかえり」と言葉を交わした二人は、お母さんがいたときの関係性に戻ったということを暗に意味しているのではないでしょうか。
まとめ
竜とそばかすの姫の気になる後日談やその後の動きなどを考察してみました。
考察なのでこれが正解というわけではありませんが、
気になった方がその後を想像する手助けになれば幸いです!